ニュース/コラム 【ニュース/コラム】アレルギーのある子どもに「弁当持参を求める」ことの重さ 2025年6月19日、兵庫県西宮市の認定こども園で、蒸しパンを食べた園児がアナフィラキシー症状を起こし、病院に搬送されました。報道によると、症状が出た園児は1人で、命に別状はなかったとのことです。こども園は当日、保護者向けの説明会を開き、対... 2025.06.22 ニュース/コラム
構造から考えるシリーズ 【構造から考えるシリーズ】「昔は支援なんてなくても子育てできた」は本当か? ― “見えない支え”があった時代と、今の重すぎる家庭負担 「昔は保育園も手当もなかったけど、みんな子どもを育てていた。今の親は甘えすぎじゃないか?」そんな言葉を耳にしたことはありませんか?しかし、それは本当に「支援がなくてもやっていけた時代」だったのでしょうか?実は違います。当時は支援がいらないほ... 2025.06.22 構造から考えるシリーズ
コラム 【コラム】少子化対策と「独身税」論議の落とし穴〜本当に必要な視点とは〜 近年、「独身税」を導入することで少子化を食い止めようという議論が一部で持ち上がっています。しかし、こうした単純な経済的圧力による少子化対策が逆効果になる可能性が高いことは、社会問題の専門家や現実を見据えた意見からも指摘されています。今回は、... 2025.06.22 コラム
小休止 【小休止】「森のくまさん」が平和なわけないだろ選手権 ♪ある~日、森のなか~くまさんに、出会った~♪って、ほんわかしたやさしいメロディーで始まりますが…いや、待って?森でクマに出会うって一大事ですけど!?普通に命の危機しか感じません。頭の中はもうパニック。「えっと、背中見せちゃダメ?頭は守って... 2025.06.21 小休止
コラム 【コラム】成果主義社会がもたらす少子化の落とし穴〜タイパ・コスパと子育ての相性の悪さとは〜 ■成果主義が当たり前になった社会近年の日本社会では、「成果主義」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」「コスパ(コストパフォーマンス)」という言葉が当たり前のように使われています。なるべく早く、なるべく無駄を省き、効率よく成果を出す──そんな... 2025.06.21 コラム
コラム 【コラム】「共働きしろ」と言うなら、産休育休の“繰り返し”は当然では?――矛盾だらけの社会の声に物申す ◆「共働きして」「でも産休育休は繰り返さないで」は矛盾していますよく耳にする「産休育休を繰り返すのは迷惑」という言葉。しかし今の社会は、「女性も男性も共働きしてね」「子育てしながらもずっと働き続けてね」と言います。ならば当然、妊娠・出産・育... 2025.06.21 コラム
対立する視点シリーズ 【対立する視点シリーズ③】正社員でなければ産めない社会——制度の構造的欠陥と少子化の接点 ①②の視点を通して浮かび上がるのは、「非正規であること自体がリスク」とされる社会構造です。非正規職員が制度上、正社員と同等の権利保障を受けられない現実が、出産・育児を希望する女性を“自己責任”の名のもとに排除しています。2023年の総務省統... 2025.06.20 対立する視点シリーズ
対立する視点シリーズ 【対立する視点シリーズ②】妊娠・出産を理由とした雇止めは違法——労働者の権利と法的保護の視点から 妊娠・出産を理由に契約更新を拒否する、いわゆる“妊娠切り”は、男女雇用機会均等法や労働契約法に違反する重大な人権侵害です。厚生労働省の指針では、妊娠・出産・産休・育休取得を理由とする不利益取り扱いは明確に禁止されています(男女雇用機会均等法... 2025.06.20 対立する視点シリーズ
対立する視点シリーズ 【対立する視点シリーズ①】「夫に養ってもらえばいい」――雇用側の業務都合という名の“妊娠切り”の構造 2025年6月にAERA DIGITALが報じた記事(Yahoo!ニュース経由)によれば、福岡県内の非正規公務員として勤務していた女性が、妊娠を機に年度末で契約を打ち切られ、産休・育休を取得できなかったケースが取り上げられました。この女性は... 2025.06.20 対立する視点シリーズ
対立する視点シリーズ 【対立する視点シリーズ③】総括:モラハラがなければ、連れ去りも別居も起きない——暴力の本質を見誤るな 客観的視点から見ると、そもそもこうした問題は「最初から暴力(モラハラ)がなければ連れ去りも別居も発生しない」という当たり前の事実に立ち返る必要があります。夫婦関係におけるモラル・ハラスメントはれっきとした暴力です。妊娠・出産・育児という負荷... 2025.06.19 対立する視点シリーズ