コラム 【コラム】母親が赤ちゃんに熱湯をかけた虐待の背景とは?「逃げ場のない育児」から見える虐待の構造と支援策 2025年7月、山形県で起きた痛ましい事件に対し、山形地裁は28歳の母親に有罪判決を言い渡しました。この母親は、生後3か月の赤ちゃんに90度の熱湯をかけ、全治1か月のやけどを負わせたとして傷害罪に問われていました。判決では、「放置すれば死亡... 2025.07.06 コラム
コラム 【コラム】「時短料理や冷凍食品は手抜き?」そんな価値観、もう手放しませんか?仕事と家事の両立を責めないで 共働きやワンオペ育児が当たり前になった現代でも、いまだに根強く残る「ちゃんと手作りしてこそ愛情」「冷凍食品や時短料理は手抜き」という価値観。これ、本当に正しいのでしょうか?たとえば、仕事からクタクタになって帰ってきたあと、誰だって本音では少... 2025.07.06 コラム
コラム 【コラム】なぜ養育費は“逃げ得”なのか?制度の甘さと親権者に偏る負担の不平等を徹底解説 日本では、離婚後の養育費不払いが深刻な社会問題となっています。制度としては存在していても、実際には「逃げ得」がまかり通り、親権を持った側ばかりが精神的・経済的・肉体的に追い詰められる構造があります。---■養育費は子どものための費用のはずな... 2025.07.06 コラム
コラム 【コラム】夫が家事すると“(妻は)助かるね”と言われるのに、妻が働いても“(夫は)家計助かるね”とは言われないのはなぜ?共働き家庭に残る無意識の偏見 共働き世帯が増えるなかで、ふと感じる違和感があります。夫が家事や育児に少しでも手を貸すと、妻の私は「旦那さんに助けてもらってありがたいね」「助かるね」と言われるのに、私がフルタイムで働いて家計を支えても、なぜ夫は「奥さんに家計助けてもらって... 2025.07.04 コラム
コラム 【コラム】「育休中に資格を取れ」は誰のため? 子育てはキャリア形成の隙間時間じゃない ニュースで、ある首相が「育休中に資格を取るなど、キャリア形成に努めてほしい」と発言したのを目にしたとき、思わず「は?」と声が出ました。育休って“休み”だと思われているのでしょうか?育児休業中の親たちは、キャリアどころか毎日が命がけです。授乳... 2025.07.04 コラム
コラム 【コラム】共生する社会へ−「子どもが増えて落ち着かない」? 離乳食無料のスープストックに届いた声と、それでも継続した企業の姿勢とは ◆ 「もう行かない」独身客からのクレーム。それでもスープストックはブレなかったスープストックトーキョーが行っている「離乳食の無料提供サービス」。子連れのお客さんにとってはまさに救世主のような取り組みですが、開始当初には一部の独身客から厳しい... 2025.07.04 コラム
コラム 【コラム】家にいるのに「何してたの?」というその一言――本当に正当な問いでしょうか? ※始めにお断りしておきますが、これは私の夫のことではありません。でも、今の日本社会で多くの家庭に起きている、よくある出来事として、ぜひ一緒に考えてほしいのです。---■「何してたの?」は、“問い”ではなく“断定”になっていないか育児中の妻が... 2025.06.29 コラム
コラム 【コラム】子どもが「偉い子」になる前に、社会ができること― ヤングケアラーという、これまで見過ごされてきた現実 ― ヤングケアラー。それは、親や祖父母、障害や病気を抱えるきょうだいなどの世話や介護、家事の多くを日常的に担っている18歳未満の子どもたちのことを指します。この言葉を最近ようやく耳にするようになりましたが、その存在自体はずっと前からありました。... 2025.06.27 コラム
コラム 【コラム】その体育、本当に“教育”ですか?~苦手をさらし者にする授業が「公開処刑」となるとき~ 1. 事件の概要Yahoo!ニュースで取り上げられたのは、特別支援学級に在籍する自閉症の児童が、体育の授業で「見せしめ」のような扱いを受けたという訴えです。授業中、苦手な動きを全児童の前で繰り返し指導され、「できない子」として目立たされたこ... 2025.06.27 コラム
コラム 【コラム】親の再婚は本当に“自由”でいいの?――ある日突然「知らない人」と同居、追い出すことも出ていくこともできない未成年の現実 ある日突然、見知らぬ人が「今日からあなたのお父さん(お母さん)です」と家にやってきたら——。それが大人なら、「勝手に入ってこないで!」と追い返すでしょう。でも、子どもだったら?出て行く自由も、反対する権利もないまま、拒否権のない同居生活が始... 2025.06.25 コラム