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構造から考えるシリーズ

【構造から考えるシリーズ】若者が定着しない田舎――レッテルから逃れられない構造

「なぜ若者、特に女性は田舎に定着しないのか?」という問いは、単に便利さや就職先の有無だけでは語り尽くせません。根底には、個人の努力や能力よりも、属性(若い・女性・よそ者など)によって人を評価・制限するという、田舎特有の社会構造が横たわってい...
ニュース/コラム

【ニュース/コラム】重い介護の中で語られた言葉――「どうするんかね」に潜む構造的暴力

2025年7月、福岡地裁で行われた裁判は、日本社会に深く根ざす価値観をあぶり出すものでした。難病を抱えた7歳の娘・心菜さんの人工呼吸器を外し命を奪ったとして、母親である福崎純子被告が殺人罪に問われた事件。母親は法廷で「このまま生きたらだめな...
コラム

【コラム】【移民と共存のリアル⑤】
なぜ今、多くの国が「移民を入れない」方向へ進んでいるのか?

世界中で移民排斥の動きが加速しています。なぜでしょうか?それは、「多文化共生」の理想が、現実の制度運用や社会の体力と釣り合わなくなってきたからではないでしょうか。ドイツ、スウェーデン、フランス、イタリアなど、かつて移民受け入れに積極的だった...
コラム

【コラム】【移民と共存のリアル④】
「数が多い方が正義?」――文化と価値観の衝突がもたらすもの

もし、自分たちが少数派になったとき、価値観やルールはどうなるのでしょうか?共存とは、多様性を受け入れること。でも、どこまでが“多様性”で、どこからが“上書き”なのでしょう?移民の人口が増えるにつれて、「多数派の価値観」が変化し始める現象は、...
コラム

【コラム】【移民と共存のリアル③】
子どもの権利を盾に“大人が居座る構図”は許されるのか?

外国人の親が一度日本で子どもを産むと、「子どもがいるから追い出せない」「子どもの未来を守るために親も滞在を認めるべき」という空気が強まり、もともと一時的な滞在のはずだった人が、期限を過ぎてもそのまま“居座る”ことができる――こうした状況は、...
コラム

【コラム】【移民と共存のリアル②】
なぜ日本では「空気を読む文化」が大切にされてきたのか?

あなたは、「空気を読んで行動する」ことが苦手な人に、どう接していますか?そして、他国から来た人に「この場では静かにして」と伝えたとき、「なぜ?」と問われたら、どう答えますか?日本では、他人に迷惑をかけないことが非常に重視されます。これは単な...
コラム

【コラム】【移民と共存のリアル①】
摩擦と制度疲労――日本各地で起きている“静かな衝突”

私たちの身近で、いつの間にか“共存の限界”が生まれていないでしょうか?地域の暮らしの中で、「なんだか最近、暮らしづらい」「ご近所との関係が難しくなった」と感じることはありませんか?それが外国人との生活上の摩擦だとしたら、誰に相談できますか?...
その他

【メンテナンスのため小休止します】

皆さまおはようございます、さくらママです。いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。メンテナンスのため、少し投稿休止しますが、終わり次第再開します。少しお待ち下さいね。どうぞよろしくお願いします。
コラム

【コラム】「シャドウ・ワーク/女性は働け、でも家のこともやれ?」――“自己責任社会”が強いる二重労働

「シャドウ・ワーク」という言葉をご存知でしょうか。これは、賃金が発生せず、目に見えにくい労働のことを指します。家事や育児、PTA活動、職場での雑務や感情労働も含まれます。近年、こうしたシャドウ・ワークが女性のキャリアに与える影響についての議...
コラム

【コラム】夏休み、給食がない——お腹をすかせるのは子どもだけじゃない

夏休み。子どもたちにとっては楽しい季節ですが、家庭によっては深刻な課題の時期でもあります。そのひとつが、「給食がないことで、家庭の食事負担が一気に増す」という問題です。特に経済的に余裕のない家庭では、子どもに食べさせるために、親自身が食事を...