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対立する視点シリーズ

【対立する視点シリーズ②】
「誰もが子どもを持てる社会」の実現をめざして

一方で、「誰にでも子どもを持つ権利がある」「出産や育児は特権であってはならない」という意見も根強くあります。そもそも子どもを持つかどうかは個人の自由に関わる極めてプライベートな選択であり、そこに「能力」や「収入」で線引きをすることは、人権侵...
対立する視点シリーズ

【対立する視点シリーズ①】
「優秀な人だけが子どもを持つべき」論に耳を傾ける

近年、SNSや論壇などで「能力や経済力のある人だけが子どもを持つべきではないか」とする意見が見られるようになりました。極端に聞こえるかもしれませんが、そうした主張の背景には現代社会のリアルな課題があります。たとえば、子どもの貧困が深刻化して...
コラム

【コラム】「仕事してるから家事育児してるのと同義とみなすべき」は本当に成立するの?

時折、こんな意見を聞きます。「家事育児にはお金が必要なんだから、外で働いてお金を稼ぐことも家事育児の一環なんだ」「だから、仕事している俺は家事育児してるってことになる」一見もっともらしく聞こえますが、本当にそうでしょうか?確かに、家事育児に...
コラム

【コラム】「子どもの声は騒音か?」──世界と日本を見渡して思うこと

「うるさい!静かにさせてくれ!」近年、子どもの声を「騒音」と捉える声が世界中で見られるようになってきました。公園や保育施設で遊ぶ子どもたちの声に対して、苦情や訴訟が起こるケースも少なくありません。日本でも、集合住宅や新設保育園での騒音トラブ...
コラム

【コラム】子育て支援が“虚構支援”になりがちな理由と、そこからの脱却

子育て支援は「国の未来を支える大事な政策」だと、どの政権も口をそろえて言います。ですが、現実には「やっている感」だけが目立ち、現場の家庭には届かない。こうした“虚構支援”がなぜ繰り返されるのか、理由を整理してみました。1. 継続性への不信:...
コラム

【コラム】「小1の壁」−制度は6歳で子育てが終わると思っていませんか?

保育園のころは「小学校に上がれば、少しは楽になるかな」と思っていました。ですが、いざ小学生になってみると、むしろ“壁”は増えたように感じています。いわゆる「小1の壁」と呼ばれる問題はよく知られています。けれど実際には、その壁は小1で終わりま...
コラム

【コラム】産後すぐに「夫の親を呼ぶ」ことの配慮不足に、あなたは気づいていますか?

産後間もない時期は、身体も心もとても繊細な時期ですよね。出産は命がけの大仕事。痛みや疲労、ホルモンバランスの変化に加え、初めての育児で不安もいっぱい。そんな時に、夫が「育児が大変なら俺の親を呼ぼうか」と言ってきたら、正直どう感じますか?たと...
コラム

【コラム】子どもの「未熟さ」を受け入れるのが、大人の成熟ではないでしょうか?

「3歳にもなって、もう少し静かにできないの?」「4歳なんだから、これくらいはできて当然」そうした言葉を、育児や保育の現場、さらにはSNS上でも頻繁に見かけます。けれど、年齢だけを根拠に「できて当然」と決めつけるのは、果たして適切でしょうか?...
コラム

【コラム】産休に入るのが遅すぎる社会で、私たちは何を我慢させられているのか

妊娠がわかったとき、あなたはどんな体調でしたか?私の場合、嬉しさと同時に、つわりやめまい、眠気、全身のだるさに襲われて、仕事どころではありませんでした。なのに、制度上はまだ「産休ではないから働いてね」と言われるのです。日本の産前休暇は、出産...
ニュース/コラム

【ニュース/コラム】少子化は社会が大人に優しくないことが原因──負のループから抜け出すために

2024年の日本の出生数が初めて70万人を下回り、68.6万人となりました。また、合計特殊出生率も過去最低の1.15となり、少子化の深刻さが改めて浮き彫りになっています(出典:TBS NEWS DIG Powered by JNN, 202...