共働きしている「のに」じゃなくて、共働きしている「から」貧困化してるんだよな…
個人個人の家庭、つまりミニマムな視点で見れば、片働きより共働きのほうが収入は増えやすい。
しかしこれを社会全体、つまりマキシマムな視点で見ると、需要と供給の法則で、労働者が少なければ少ないほど希少価値が高まり高い値段(=高給)が付くが、労働者が多ければ多いほど低い値段が付く。
つまり、個人が収入を増やすためにした共働きという選択は、社会全体で見れば労働者の増加、それに伴う賃金低下に繋がっている。
共働きしている「のに」豊かにならないのではなく、共働きしている「から」豊かにならないのである。