【対立する視点シリーズ②】
「家事ってやれば終わるでしょ?」と思っていませんか?

〜家族のいる暮らしでは“終わらない仕事”になります〜

家族と暮らすようになると、家事は一気に「終わる作業」ではなくなります。
仮に大人2人+子ども1人でも、洗濯は毎日。保育園の着替え、給食袋、汚れたタオルやおねしょ対応など、今日中に済ませないといけないものばかりです。

食事も、「納豆ご飯で済ませよう」では通用しません。
栄養バランス、子どもの好み、アレルギー、食べムラ、そして片付けまで全部含めてワンセット。
子どもが2人、3人と増えれば、食事ひとつとっても段取りと体力が必要になります。

掃除も、一度やって終わりではありません。
子どもは遊べば出しっぱなし、食べればこぼす、ティッシュは全部出す。
毎日、何度も「元の状態に戻す」作業を繰り返す必要があります。

さらに、家族の誰かが体調を崩したらどうでしょう?
夜中に吐けば即洗濯、シーツ交換、看病。翌朝も平常運転で家事が待っています。

つまり、家族のいる家事は「終わらない、でもやらないと生活が破綻する仕事」になります。
責任、制約、予測不能な出来事が重なり、心身ともに休まる暇がありません。

「自分のための家事」と「他人の命を支える家事」では、まったく別物なのです。

#家族のいる暮らし #家事は終わらない #生活のマネジメント

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