【コラム】産後すぐに「夫の親を呼ぶ」ことの配慮不足に、あなたは気づいていますか?

産後間もない時期は、身体も心もとても繊細な時期ですよね。
出産は命がけの大仕事。痛みや疲労、ホルモンバランスの変化に加え、初めての育児で不安もいっぱい。そんな時に、夫が「育児が大変なら俺の親を呼ぼうか」と言ってきたら、正直どう感じますか?

たとえ夫が悪気なく言っていても、その言葉には「あなたの心と体の状態を十分に理解できていない」という現実が隠れています。
夫の親は、助けになるどころか、気を遣わずにはいられない存在になりがちです。

・横になって休みたいのに、気を遣って起き上がらなければならない

・授乳や着替えを見られるのが恥ずかしい、でも断りづらい

・育児のやり方に口を出されると、イライラが募る

・夫は「親孝行できている」と満足しているけれど、妻は疲れてしまう

こんな気持ちを誰にも言えず、ただただ耐えているママは少なくありません。

もし、夫が同じ状況だったらどうでしょう?
例えば、夫が大きな怪我をして入院中に、妻の親や職場の上司が頻繁に見舞いに来てずっと居座る…それを「ありがたい」と思えますか?
多くの人は「早く帰ってほしい」「気が休まらない」と感じるはずです。

育児に必要なのは、「気を使わざるを得ない関係性の人の数」ではなく「安心できる環境」と「そばで支えてくれる存在」です。
それは言うまでもなく、夫自身です。

夫にこのことを伝えるのは難しいかもしれませんが、ぜひ「もし自分が同じ立場だったら?」と考えてもらいたいものです。
そうすれば、あなたの気持ちが少しでも理解され、無理のない育児環境が作れるはずです。

そして、あなたが心から安心して育児に向き合える環境をつくることこそ、夫婦として、そして家族として最も大切にすべきことだと思います。
どうか、自分の気持ちを大切にしながら、一緒に乗り越えていってくださいね。




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