コラム 【コラム】「難聴でも重大事態じゃない?」暴力を受けた児童が転校に追い込まれた現実~いじめ防止法は誰のためにあるのか~ ◆はじめに2024年、京都市内の公立小学校で起きた、男子児童が暴力を受け難聴となり転校を余儀なくされた事件。その深刻さにもかかわらず、学校は当初「重大事態ではない」と判断し、いじめ防止対策推進法に基づく調査が行われませんでした。これは一体、... 2025.07.07 コラム
コラム 【コラム】「転勤か家族か」共働き時代に“昭和型人事制度”はもう限界です|転勤制度見直しを考える 現在、夫婦共働きが当たり前になり、子育てや介護といったライフイベントを抱えながら働く人が増えています。そんな中、いまだに「全国転勤が当然」という価値観に基づいた人事制度が多くの企業に残っており、多くの家庭を悩ませています。---■ 昭和の価... 2025.07.07 コラム
コラム 【コラム】女性上司がいても女性が働きやすくならないのはなぜ? 名誉男性化が生む“期待と絶望”のギャップとは|共働き・妊娠・両立のリアル 「上司が女性だから、きっと分かってくれるだろう」そう思っていたのに、現実にはまったく理解が得られなかった――。女性管理職の登用が少しずつ進む中で、実際に働く現場では「女性上司がいるのに全然働きやすくならない」「むしろプレッシャーが増した」と... 2025.07.07 コラム
コラム 【コラム】母親が赤ちゃんに熱湯をかけた虐待の背景とは?「逃げ場のない育児」から見える虐待の構造と支援策 2025年7月、山形県で起きた痛ましい事件に対し、山形地裁は28歳の母親に有罪判決を言い渡しました。この母親は、生後3か月の赤ちゃんに90度の熱湯をかけ、全治1か月のやけどを負わせたとして傷害罪に問われていました。判決では、「放置すれば死亡... 2025.07.06 コラム
コラム 【コラム】「時短料理や冷凍食品は手抜き?」そんな価値観、もう手放しませんか?仕事と家事の両立を責めないで 共働きやワンオペ育児が当たり前になった現代でも、いまだに根強く残る「ちゃんと手作りしてこそ愛情」「冷凍食品や時短料理は手抜き」という価値観。これ、本当に正しいのでしょうか?たとえば、仕事からクタクタになって帰ってきたあと、誰だって本音では少... 2025.07.06 コラム
コラム 【コラム】なぜ養育費は“逃げ得”なのか?制度の甘さと親権者に偏る負担の不平等を徹底解説 日本では、離婚後の養育費不払いが深刻な社会問題となっています。制度としては存在していても、実際には「逃げ得」がまかり通り、親権を持った側ばかりが精神的・経済的・肉体的に追い詰められる構造があります。---■養育費は子どものための費用のはずな... 2025.07.06 コラム
コラム 【コラム】夫が家事すると“(妻は)助かるね”と言われるのに、妻が働いても“(夫は)家計助かるね”とは言われないのはなぜ?共働き家庭に残る無意識の偏見 共働き世帯が増えるなかで、ふと感じる違和感があります。夫が家事や育児に少しでも手を貸すと、妻の私は「旦那さんに助けてもらってありがたいね」「助かるね」と言われるのに、私がフルタイムで働いて家計を支えても、なぜ夫は「奥さんに家計助けてもらって... 2025.07.04 コラム
コラム 【コラム】「育休中に資格を取れ」は誰のため? 子育てはキャリア形成の隙間時間じゃない ニュースで、ある首相が「育休中に資格を取るなど、キャリア形成に努めてほしい」と発言したのを目にしたとき、思わず「は?」と声が出ました。育休って“休み”だと思われているのでしょうか?育児休業中の親たちは、キャリアどころか毎日が命がけです。授乳... 2025.07.04 コラム
コラム 【コラム】共生する社会へ−「子どもが増えて落ち着かない」? 離乳食無料のスープストックに届いた声と、それでも継続した企業の姿勢とは ◆ 「もう行かない」独身客からのクレーム。それでもスープストックはブレなかったスープストックトーキョーが行っている「離乳食の無料提供サービス」。子連れのお客さんにとってはまさに救世主のような取り組みですが、開始当初には一部の独身客から厳しい... 2025.07.04 コラム
コラム 【コラム】家にいるのに「何してたの?」というその一言――本当に正当な問いでしょうか? ※始めにお断りしておきますが、これは私の夫のことではありません。でも、今の日本社会で多くの家庭に起きている、よくある出来事として、ぜひ一緒に考えてほしいのです。---■「何してたの?」は、“問い”ではなく“断定”になっていないか育児中の妻が... 2025.06.29 コラム