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コラム

【コラム】「小1の壁」−制度は6歳で子育てが終わると思っていませんか?

保育園のころは「小学校に上がれば、少しは楽になるかな」と思っていました。ですが、いざ小学生になってみると、むしろ“壁”は増えたように感じています。いわゆる「小1の壁」と呼ばれる問題はよく知られています。けれど実際には、その壁は小1で終わりま...
コラム

【コラム】産後すぐに「夫の親を呼ぶ」ことの配慮不足に、あなたは気づいていますか?

産後間もない時期は、身体も心もとても繊細な時期ですよね。出産は命がけの大仕事。痛みや疲労、ホルモンバランスの変化に加え、初めての育児で不安もいっぱい。そんな時に、夫が「育児が大変なら俺の親を呼ぼうか」と言ってきたら、正直どう感じますか?たと...
コラム

【コラム】子どもの「未熟さ」を受け入れるのが、大人の成熟ではないでしょうか?

「3歳にもなって、もう少し静かにできないの?」「4歳なんだから、これくらいはできて当然」そうした言葉を、育児や保育の現場、さらにはSNS上でも頻繁に見かけます。けれど、年齢だけを根拠に「できて当然」と決めつけるのは、果たして適切でしょうか?...
コラム

【コラム】産休に入るのが遅すぎる社会で、私たちは何を我慢させられているのか

妊娠がわかったとき、あなたはどんな体調でしたか?私の場合、嬉しさと同時に、つわりやめまい、眠気、全身のだるさに襲われて、仕事どころではありませんでした。なのに、制度上はまだ「産休ではないから働いてね」と言われるのです。日本の産前休暇は、出産...
ニュース/コラム

【ニュース/コラム】少子化は社会が大人に優しくないことが原因──負のループから抜け出すために

2024年の日本の出生数が初めて70万人を下回り、68.6万人となりました。また、合計特殊出生率も過去最低の1.15となり、少子化の深刻さが改めて浮き彫りになっています(出典:TBS NEWS DIG Powered by JNN, 202...
コラム

【コラム】「子持ち様」なんて言わせない。―感謝で済ませるな、制度を使える職場を作るのは誰の責任?―

先日Yahoo!ニュースに掲載された、NewsPicks +dの記事「子育て社員は大事にされてるよね」…「子持ち様」への不満を解消するために実践した“荒療治”(取締役社長による寄稿)を読み、大きな違和感を覚えました。記事では、「時短勤務で夕...
コラム

【コラム】「飲み会より、産後の母に敬意を」

数年前、弟から相談を受けました。「友人に子どもが生まれたから、お祝いで飲み会をするんだけど……プレゼントは何がいいかな?」弟としては善意で相談してくれていたのだと思います。でも、私は即答しました。「飲み会はやめなさい。」一瞬、弟は驚いていた...
コラム

【コラム】「体罰は子どもに何を教えるのか──恐怖と“見られていなければOK”の心理」

体罰は、本当に子どもをしつけるために有効なのでしょうか?かつての時代には、親や教師による体罰が当然のように行われ、「叩かれて成長した」「昔はそれでうまくいっていた」という声も耳にします。しかし、近年の心理学・神経科学・教育研究において、体罰...
コラム

【コラム】「共働きでも、母だけが寝られない」──夜中の“挟み撃ち育児”と、止まらない社会の要求

共働きなのに、母だけが寝られない。これって、おかしくない?うちは共働き家庭です。でも、「母親が全部やってる共働き」ではありません。夫はむしろ、昼間の家事も育児も私以上にこなしてくれます。洗濯、掃除、上の子の送迎、下の子の抱っこ。誰かが「理想...
ニュース/コラム

【ニュース/コラム】「連れていく」という名の殺人に、私は怒っている

最近のニュースで、家族4人が亡くなった事件が「無理心中の可能性がある」と報じられています。26歳の夫婦と1歳・2歳の娘たち。現場には「ごめんね」というメモもあったといいます。もしこれが夫による無理心中、つまり妻や子どもを道連れにしたものだっ...