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コラム

【コラム】20年後にしか成果が出ない政策は、誰もやらない
〜日本が子育て支援に本気を出せない構造的理由〜

「少子化が深刻だ」「子育て支援が必要だ」と言われ続けてきた日本。しかし、実際に子育てをしていると、本当にこの国は子どもと家庭を支える気があるのかと、疑いたくなる場面が多くあります。なぜ、日本では子育て支援がなかなか本気で進まないのでしょうか...
コラム

【コラム】育児中の外食に寄り添ってくれる、一風堂さんの「抱っこチェンジ」サービスに感謝

一風堂さんが行っている「抱っこチェンジ」サービスをご存じでしょうか。これは、赤ちゃんを連れて来店した保護者が、交代でラーメンを食べられるように配慮してくれるという、まさに“神対応”といえるサービスです。私はこの取り組みに、深く共感し、とても...
コラム

【コラム】あなたの子供を可愛いと思うのはあなただけ?他人の子どもは可愛くない?――そんなことはありません!

SNSや掲示板などで、時々目にする冷たいコメントがあります。「あなたの子どもが可愛いのは、あなただけ」この言葉を見て、心がぎゅっと苦しくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、わが子が一番可愛いと思う気持ちは、親として自然なこと...
対立する視点シリーズ

【対立する視点シリーズ③】総括:制度にするには副作用が大きすぎる

私個人としては反対寄りの立場ですが、ここではより客観的にまとめてみます。たしかに一夫多妻制の導入には、合理性や自由の追求という面があります。努力が報われるべき、という主張も理解できます。しかし、現実の社会制度として導入した場合に、・弱者男性...
対立する視点シリーズ

【対立する視点シリーズ②】一夫多妻制に反対する立場

① 家族の「制度化」は社会全体の秩序と関係する一夫一妻制は単なる個人の自由の問題ではなく、社会的に安定した関係性を築くためのルールです。法制度として多妻制を許容すれば、**「女性が分配される側」「男性が選ぶ側」**という構造になりやすく、男...
対立する視点シリーズ

【対立する視点シリーズ①】一夫多妻制に賛成する立場

① 少子化対策としての合理性能力・収入が高く、子育てリソースを持っている男性が複数の女性と家庭を築けば、結果として出生数は増えるという意見があります。「能力ある者がより多くの子を残す方が社会にとって合理的では?」という進化生物学的・経済合理...
対立する視点シリーズ

【対立する視点シリーズ】一夫多妻制は少子化対策になるのか?賛否と総括を整理

少子化が進行する日本において、「一夫多妻制の導入が現実的な解決策ではないか?」という声を耳にすることがあります。特にSNSや論壇では、「能力があり努力して収入もある男性が複数のパートナーを持てるようにすれば、出産数が増えて社会にプラスになる...
コラム

【コラム】共働きを推奨するなら、フルタイム労働は6時間に短縮すべきでは?

近年、「共働き」が社会全体で推奨されています。政府も「男女共同参画」や「女性活躍推進」といった政策を掲げ、保育環境の整備や育児支援の充実を図っています。しかし、私たちが直面している現実には、大きな矛盾があります。それは、「共働きを求めながら...
ニュース/コラム

【ニュース/コラム】「オウム病」…命を守るために“神経質”と言われても:妊娠初期に鳥と同席を避けた私の話

先日、「オウム病の疑いで30代の妊婦が死亡した」というニュースを目にしました。鳥を飼っていなかったにもかかわらず感染したという報道に、胸がざわついた方も多いのではないでしょうか。鳥の糞や羽に含まれる菌が空気中に舞い、それを吸い込むことで感染...
構造から考えるシリーズ

【構造から考えるシリーズ】
「子どもの連絡は母親だけに? 連絡の偏りと“一発勝負の電話”をめぐって」

先日、子どもが体調不良で学校を休みました。その際、担任の先生から私の携帯に電話が2度かかってきて、2回目でなんとか取ることができました。外出中だったためメモは取れず、記憶を頼りに多岐にわたる内容を覚え、帰宅後に夫に共有しました。ところが翌日...